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念仏寺院の住職を退職 (体験談)  投稿者:momo  投稿日:2008年 7月 8日(火)08時48分32秒   通報 返信・引用
  本当の信心を知って
−念仏寺院の住職を退職−
 滋賀県 ○○寺支部


 只今紹介を受けました○田○信と申します。
私はこの三月の末まで、そう、ついこの間まで浄土真宗西本願寺派の僧侶で、
江戸時代後期から百五十年間続く「K寺」という寺の住職をしておりました。

そんな私がこの総会で皆様を前に体験発表をしているのですから、自分でも何が起こったのか不思議に思っております。

 入信のきっかけは、私の妻が、家族のことも忘れて念仏僧侶の仕事と、寺を守るということばかりに明け暮れている私の姿を見て、いつも嘆き悲しみ、苦しんでおりました。

 そんなある日のこと、妻は友人の○本○○子さんに人生の相談を始めました。
でも、○本さんは、
「あなたの悩みを解決するには・・・教えてあげたいけど…、もしあなたに私が救えたら、あなたの家がひっくり返るかもしれんのよ」と言われました。
でも必死だった妻はあきらめませんでした。「どうしても教えて欲しいの」と願ったのです。

すると○本さんは、こう言われたそうです。
「宗教には害毒があるのよ。あなたの家はお寺で、念仏の教えの場所やで、絶対に救われることはないのよ」と。

「えっ?宗教の害毒…」妻はいっそう落ち込んで、悩んでしまいました。
でも○本さんの言うとおりに、本物の幸せを求めて妻は唱題を始めたのです。
やがて○○市の○○寺にも行くようになりました。

初めてお会いしたM御住職から
「あなただけが幸せになりたいのですか」と尋ねられた妻は、
「家族みんなで幸せになりたい」と答えたそうです。
妻が求めていたのは、自分だけの幸せではなく、家族全員の幸せでした。

 そしてある日、ついに妻は勇気を出して私にこう言いました。
「お父さん、念仏では救われへんのよ。不幸になるだけや」
「おかしなこと言うてるねん。念仏がおかしいて、あんた気が変になったんと違うか?」
と私は猛反対しました。

それでも妻は離婚を覚悟で、いつも私に言い続けたのです。

 あまりの真剣さに私は恐る恐る、ほんまに恐る恐る○○寺に行ってみました。
そしたら御住職の笑顔と、そして皆さんが「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と
大きな声で、一心にお題目を唱えているではありませんか。

 私は子供の頃から「南無妙法蓮華経」は罪深い言葉だと
祖母から教えられて育ってきたものですから、
皆さんの真剣な唱題の姿を見て、何でこんなに一生懸命に唱えることができるんやろ。
何故、疑いもなく真っ直ぐな声を出して真剣になれるんやろ」

その日から私は心から信じていないのに、いつの間にか口から静かにそして自然に
「南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経」と
お題目が湧いて出てきてしまったのです。

「なんちゅうこっちゃ」、
妻には冷たい言葉を吐いて猛反対している自分が、
車に乗っている時でも「南無妙法蓮華経」と呟(つぶや)いているのでした。

 私の子供は大学生ですが、全身がアトピーです。
入学したばかりの工業大学も、やむなく一年間休学しなければならない状態でした。
その時分は下宿で体も衰弱して、部屋の中で引きこもっていました。

そして精魂尽き果て、ある日バイクで家に帰ってきました。
折しも私たち夫婦はすでにM御住職と御縁をいただいて間もない頃でしたから、
全ての事を御住職に相談させていただきました。

すると御住職は「どのような形でもいいから、子供さんをお寺に連れて来なさい」。
このお言葉も、信じるとか、念じるとか、そんなことは何も言われませんでした。
ただ「連れて来なさい」だけ。

家に帰ってきた息子は、ある夜のこと、
「南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経」と妻が唱えているのを聞いて、
「おかしなことを言ってるねん、お母さん変や、気がおかしくなったんか、
それ何やねん、僕はそのお寺に行って住職に文句を言うてやる」と言いました。

チャンス到来。すかさず私は息子に
「そうしたら、今からすぐにお寺へ行こうか」と言うと、
「よーし、すぐ行こう」となって、
早速、私は車を用意して息子を乗せてお寺に走りました。

息子は車の中でも凄まじい剣幕でした。
でも車はゆっくりでしたが、真っ直ぐに○○寺へと向かうのでした。
途中の信号も全部「青」でした。

 やがてお寺に着いて、本堂の玄関からではなく客間の脇からあげてもらい、
パジャマ姿の息子が御住職と対面しました。
いつもなら身なりを一番気にする息子が、なんとパジャマ姿で、
しかも、それまで大剣幕で文句を言ってやるぞと息込んでいた息子が、
御住職とお会いした途端に何も言えなくなりました。

御住職は息子にこう言って下さいました。
「何も信じなくてもいいから…。今の君は体も心もボロボロなんだって。
だったら今日はね、寝るときに三回でいいから南無妙法蓮華経と言って寝てごらん」。

息子はキョトンとして「はい」と静かに呟き、怒りの心を鎮めて家に帰りました。
そして御住職と約束したとおりお題目を三唱して寝たのです。

 次の日の朝、息子は大声で叫びました。
「お父さん、お母さん、顔の膿(うみ)が消えている。
昨日の夜、たった三回南無妙法蓮華経と言っただけなのに、
何も信じていないのに、ほんまに見て、顔が綺麗になってる」と涙ながらに言いました。
私も妻も、そして息子も、涙の中で真実を見せていただいたのです。

 私はこの二つの出来事に、念仏の中で生きることに対しての愚かさを
身にしみて悟らせてもらったのです。
念仏では救われない。念仏は仏様から信心を戴くと言うが、妻も私も息子も、
その信心では救われなかったと実感しました。

家族が一つになれたのは、南無妙法蓮華経、
つまり日蓮大聖人様の教えでしかなれなかったのです。

 この日から御住職に相談しながら、僧籍を返上して還俗する手続きやら、
K寺の檀家総代や役員の方達に住職をやめる事情を説明して、
後任住職の選定を組寺の長に一任する手続きやら、引っ越しの段取りやら、
毎日が慌ただしく過ぎていきました。

 そうして昨日、四月十九日に○○寺の御宝前において、
はれて家族四人が御授戒を受けさせていただき、御本尊様を御下附いただきました。
涙が心からも体からも湧いて出てきました。

私たちの周りには兄弟親戚や友人ではなく、
本物の仏様日蓮大聖人様に選ばれた○○寺支部法華講の皆様の応援の声、
唱題の姿がありました。

 私たちの家族は日蓮大聖人様の教え、
真実の仏法の道につかせていただくことができました。
本物の仏様の教えこそが日蓮正宗なんだ。
この浄土真宗の僧侶であった私が心から言っているのですから間違いありません。

 私たち家族には本当の信心と、そして行動の日々が始まったのだなと思い、
心から前進していく決意であります。

 私は住職としてK寺を捨てたのではなく、本物の仏様の教えを知った以上は、
それまで私を慕って協力してくれた全ての檀家さんお一人お一人を折伏していくことが私の使命です。
私は今でもK寺の檀家さんが大好きです。
だからこそ折伏して幸せにしてあげなければと思っています。
そして、母や兄弟、親戚を一人ずつ折伏していく人生を生き抜こうと思っています。(略)
 

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