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SR600北関東

 投稿者:W@H  投稿日:2014年 9月 3日(水)22時41分2秒
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  2013年から日本でも走れるようになったブルベのカテゴリーの1つ「SR600」を走ってきました.
SR600とは,600kmで獲得標高が10000m以上,制限時間は50H+αという常設されたコースで,通常のブルベとは異なり,参加者が自分でスタート時間を指定できます.
自分が走ってきたのはAJ宇都宮がコース設定を行っている「SR600北関東」.宇都宮をスタートして,直江津港を折返し,宇都宮に戻るコースです.
このコースは,獲得標高12500m以上.獲得標高が10000mから500m増えるごとに制限時間が1H上乗せになるため,制限時間は55Hです.
(ルートラボで「SR600北関東」または「SR600KN」と検索するとコース見られると思います.)

真夏の暑さを避け,かつ高所での寒さを避けるためスタートを8月30日に設定.
約400km地点の渋峠から草津への下り区間が午前8時~午後5時までという,時間制限がかかっているため,300km地点の上越を早朝5時出発.仮眠のための休息時間を5H確保したいため,上越到着を深夜0時.上越までの所要時間を19~20時間と考えて,スタート時間は午前4時に設定しました.

スタートの朝3時にホテルを出ると,雨.いきなり雨具を着てスタート.
ホテルから約12kmの宇都宮森林公園(毎年秋に行われるJapan Cupの会場)へ向かいます.
スタート・ゴールを含めて18か所のPCがあり,主に写真を撮影することにより通過を証明します.
スタート地点で,真っ暗ななか,すこしでもわかりやすい写真が取れるように,デジカメの設定変えながらテスト撮影をします.
そして,4時に写真撮影及び主催者へスタートのメールをしてスタートします.

スタートの前々日に,PC2の手前で土砂崩れがあり,いきない暫定のPC2となります.
幸い雨は,このころには止み,いろは坂から金精峠,こんろく峠とこなして,水上を経て,R17に出ます.
天気は曇りベースで,気温もそんなに上がらないため,上りでは非常に助かりました.

R17・三国トンネルを通り夕暮れの越後湯沢へ(8/30-17:00頃).
このころからまた雨がパラパラと降ってきます.十二峠に向かうと雨は本降りに.
土砂降りのなか津南に到着します.とりあえず711で食事を.
ここからコースはR405をトレースする形で直江津に向かいます.
何かあった場合,携帯電話も通じない区間が多いため,雨の量を見ながらDNFすべきか迷いますが,雨は小降りに.
意を決してR405へ突入.でもすぐに土砂降り.この日の雨がいやらしいのは,土砂降りが3分位続き,止む,しばらくするとまた土砂降りといった感じ.
雨具を着ないとずぶ濡れだし,止んだ後雨具を着ていると湿度が高く不快になる.雨具を脱いだり・着たりを何回も繰り返す.
結局,直江津までこんな感じの天気で,直江津では雷までピカピカを光っている.
もう,直江津(8:30-23:00頃)につくころには戦意喪失で,DNFを意識していまた.
とりあえず,予約しておいたホテルに入り,送っておいたウエアに着替えて,目覚ましを掛けます.
起きた段階で雨が降っていたら,DNFするつもりでした.

朝(8/31-4:00)に起床.外見ると路面はぬれているが,雨は上がっているよう.
部屋に干しておいたぬれた雨具等をバッグにしまい,5:00頃に再スタートしました.

この日はいきなり関田峠から.この峠勾配が10%になる区間がかなりあり,残り3km位にはコンクリートの17%の区間もあります.
30Tx27Tというギヤ比なのに,ケイデンス45rpm, 6-7km/h.
上越から2時間半かけて峠へ辿り着きます.

そこからは湯田中を経由して,国道最高地点「渋峠」へ.
全体を通して,ここの上りはじめが一番体調がよくなく,20℃位しかないのに,1/3上ったほどで汗が止まらなくなり休憩.結局3回ほど休憩をいれて,約3時間掛けて峠へ到着(8/31-13:00頃).
食欲はいまいちだけど,何か食べないと思っていると,渋峠ホテルの前で農家さんが桃の直売をやっている.そこで桃2個を食べる.
国道最高地点の碑で写真撮影のためとまると,全く人がいない.普段であれば人でごった返してしる場所だが,気温15℃ガスで視界20mほどでは観光客は寄り付かないよう.

草津を経て長野原に下って吾妻線に沿って下っていくと,撮り鉄がそこかしこにいる.ダムの関係で近く線路の切り替えが行われるためと思われる.
このまま下っていきたいところだけど,右折して榛名山へ.榛名湖にはなんとか明るいうちに到着(8/31-17:00頃).
明るいうちに一気に渋川まで下り,その後R353を経て,R122の黒保根(8/31-21:00頃)へ.
コンビニで食事を買って,隣の道の駅の屋根付きのベンチで休んでいると,雨が.
とりあえず,ちょっと眠気があったので30分ほど仮眠.起きると雨が止んでいたため再スタート.

R122を足尾に向かっていくが,群馬と栃木の県境のトンネルを抜けると雨.
周囲に車がいないのを確認して,Uターンして再度トンネル内へ.歩道にあがり雨具を着こむ.
足尾から柏尾峠・横根高原を目指す.真っ暗で民家もない細い道をライトのみを頼りに上っていくと,ヘアピンを曲がった先に黒い動物がこちらに歩いてきている.
もう,どうしようもなくそのまますれ違う.たぶん熊だったとおもうが,怖くて振り返ることも出来なかった.
なんとか,横根高原の指定された看板を見つけ,雨の真っ暗ななか,なんとか写真撮影をする(9/1-1:00頃).
さあ,あとは下りだと思ったが,ガスがひどく15km/hしか出せない.っと思っていると前方に鹿が.
鹿はこちらのライトにびっくりして,左側のガードレールを飛び越えて逃げていく.ホッとしていると,左側からガサガサ音がする.っとおもったらガードレールを越えてきて追突しそうになる.幸いスピードが出ていなかったため止まって回避したが,鹿も驚いて転倒.
起き上がると,今度は右側のガードレールを飛び越えていった.
なんとか,民家のあるところまで下ってきて,下り基調の道を気持ちよく進んでいると,グレーチングに気付かずパンク.
ブレーキシューで真っ黒なホイールを外して街頭の下で,午前2時過ぎにパンク修理.
パンク修理をしていると,なぜか街頭が消えて,自分のヘッドランプのみが頼りになる.

そして,午前3時過ぎにゴール地点へ.
GPSをサイコン表示に確認をすると,Total Ascent(獲得標高)は11000mオーバー.普通では見ることのない5桁の表示.
ホテルに戻って,外から電話をして入れてもらい,SR600は終了.
これから,主催者へ写真等を送付して,問題がなければ認定となるため,ちょっとドキドキしますが,このコースを走りきれたのは自信になりました.

あと,FujiとNihon Appsという2つコースがあるため,時間がとれれば挑戦をしていきたいと思います.



 
 
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